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島根の歴史・風土・環境に基づいた食材を視察 伝統食材から新たに誕生したオリジナルブランドまでストーリー豊かな島根食材。 10/21・22(木)・(金)in 島根

島根県データ
中国地方の北側に位置し、北は日本海、南は中国山地に囲まれ、県土は東西約230キロにおよびます。本土の出雲、石見と日本海に浮かぶ隠岐の3つの地域からなり、この3つの地域は自然と農業がもたらす風土性と、文化交流や旧藩の生活様式、政策、宗教がもたらす歴史性との差異によってそれぞれ異なった地域性を形成しています。特に出雲と石見は、陸続きにあるにもかかわらず、地域個性に大きな差異があることも特徴です。大量生産できる品目が少なく、なかなか市場に出回らない隠れた希少食材が数多くあります。

そよ風が心地よい秋晴れの中、10月21日(木)・22日(金)に飲食関係者など9人で島根県・出雲市の食材視察に行きました。「日本橋ゆかり」野永氏、「たいめいけん」茂出木氏、「日本橋いづもや」岩本氏、「料理研究所 青山クラブ」遠藤氏、「吉祥グループ」小熊氏、「日本料理研究会」理事・三宅氏、島根県より「島根庖友会」安田氏にご参加いただきました。
出雲にはこの土地でしかできない希少な食材が多くありました。首都圏ではお目にかかれない姿の「西条柿」、品質と生産高向上の研究開発が盛んな「多伎いちじく」。共に素晴らしい品質で、視察参加者の皆様もその場でご購入されたほどです。また出雲市斐川地区でしか育たない伝統野菜「出西生姜」や産学連携で誕生した「出雲おろち大根」などストーリーを持った食材の生産地をまわりました。食材の調理提案では、生産者と視察調理人の皆さんとの間で有意義な意見交換が行われました。

食材に対するプロとプロとの想いを交わし合い、商談の活性化につながる交流会

首都圏の外食産業者の方々に出雲の食材を見て・触れて・試食していただくための試食・交流会を開催。多くの生産者にご参加いただき、生産物のPRもしていただきました。当日はNHKや地元放送局や新聞社などメディアの取材も入り、この事業に対し注目が集まったようです。今回は島根庖友会の皆様に調理をお願いし、地元ならではの素材をいかした調理をしていただきました。今まで知らなかった食材に感動した首都圏料理人の方や、首都圏の著名な料理人の方々に直にご意見をいただけてよかったというお話もあり、良いご縁が生まれました。

生産地を訪れ、作る側と使う側が情報交換し、信頼関係を結ぶことで、今後の取引の活性化が期待できそうです。

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島根県現地視察報告会&サンプル試食会レポート 11/11(木)in 有楽町 国際フォーラム・ごはんミュージアム内

皆さん、真剣なまなざしで希少食材を吟味されていました。

島根県で視察した食材を首都圏の飲食関係者をはじめ、首都圏の調理人の方々に紹介する島根県サンプル試食会を行いました。首都圏の市場に出回らない食材が多いこともあり、新規の方も増え50名ほどのオーナー・調理人の方に来場いただきました。参加された調理人の方々の中には国産のキャビアや初めて見る香茸にたいへん興味をしめされる方も。また、西条柿のあんぽ柿や香茸などはすぐに気に入っていただきその場で商談が決まるなど、今後取引が活性化していくようです。

1. 島根県ならではの希少食材の数々。

2. 小熊さんの逸品 ふろふき柿の天ぷら、柚子味噌かけ。

3. 今回調理を担当していただいた、
社団法人日本料理研究会副会長「吉祥グループ」小熊義秋氏。

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